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有限会社ブロードバンド

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Broadband,Inc.

 

〒121-0832

東京都足立区

古千谷本町4-7-9

 

お問い合わせ

TEL:03-5838-0082

ask@bblaser.com

 

ULTIMATE HOLOGRAPHY社 ホログラム フィルム&プレート

   

ホログラム製作のための最高品質記録材料

 

Ultimate感材取扱い

 
ホログラム感材Ultimateシリーズは既にAgfaやEKの感材の製造を中止している現在残された唯一の高品質で入手簡易な製品です。
感材はそれぞれアルミパックに入れられラベルが貼付されています。主要使用波長は製品ラベル上部の記載にチェックを入れています。開封の際の暗室光は赤色(633nm)用なら暗緑色、青/緑色(488-532m)用なら暗赤色下で開封取扱いしてください。
フルカラー用感材(U04やU08C)はほぼ完全暗室内での取り扱いとなりますが極小低輝度の暗褐色LEDなどを1灯天井に向けた間接照明とすることで作業がらくになりカブる危険性を最小限にできます。
感材を使用する際、保冷庫から取出し室温で少なくとも30分放置し結露のない事を確認後暗室内で開封してください。(環境によっては数時間要する場合もあります)
感材の保管庫内には有機溶剤や他の化学物質などをいれないでください。
乳剤層に指紋など付けないよう、ガラス感材のエッジで指など切らないように注意してください。
各薬剤中の乳剤は膨張して大変脆弱ですんのでこすらないよう気を付けてください。
各薬剤処理では乳剤面を上にして投入し十分撹拌してください。
記録、現像、漂白プロセスの推奨条件は各感材のデータシートをご覧下さい。
 

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Ultimate薬剤調液

現像液(D-1)の場合
現像液は小瓶(100mL)の濃縮タイプで1リットルの水または温水(20-30℃)で希釈して使います。
静かに撹拌した水、またはぬるま湯に濃縮液を少しずつ投入し最終全量が1リットルになるように調液してください。40℃以上の熱湯で調液すると成分破壊を起こし使用不可となります。
現像液は開封、未開封によらず密封容器に入れ酸化防止処理を施し冷暗所で保管してください。
現像調液後は短命です、約6時間以内で作業を終了してください。また最低限の容量を使用時には現像ムラに充分ご注意下さい。さらに同種だからと古い薬品と新しい薬品とを混合する事は避けて下さい。性能劣化を伴います。
誤飲防止のため調液後の容器は飲用ペットボトルの流用を避け内容物を明記したラベルを貼付してください。
漂白剤(BLE-1)の場合
漂白剤は調合済み紛体で1リットルの水または温水(20-30℃)で希釈して使います。
静かに撹拌した水、またはぬるま湯に紛体漂白剤を少しずつ投入し最終全量が1リットルになるように調液してください。40℃以上の熱湯で調液すると成分破壊を起こし使用不可となります。
紛体漂白剤は難水溶性のため根気よく撹拌し溶液が落ち着いてからご使用ください(下記の調液工程を参考にしてください)。完全に濁りが取れた状態まで撹拌してから使用しないと漂白ムラが生じます。
誤飲防止のため調液後の容器は飲用ペットボトルの流用を避け内容物を明記したラベルを貼付してください。
漂白液は限界まで繰り返し使用出来ますが、品質保持の為、早めに使い切って下さい。
漂白剤(BLE-1)の調液工程
1. 2. 3. 4.
500mL/30℃の水で調液開始。 最初は濁った赤茶色ですが泡立てず静かに撹拌を続けます。 1時間程度経過した状態、さらに撹拌を続けます。 2時間経過後紅茶のような透明度になりましたらさらに500mLの水を追加し全量を1Lにすると淡黄色の状態になります、これで準備完了です。

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感材の処理工程:U08Mの場合

各感材の記録、現像、漂白などの工程は推奨工程をご覧ください。ここではU08Mの処理工程について参考までに記載しています。より詳細な内容については当社までお問い合わせください。

現像
D-1は1リットル用、D-5は大量処理用で5リットル用です。

*小分けで4x5"サイズ10枚程の場合:400mlの水に濃縮現像液50mlを攪拌しながら混ぜ不足分の水を加えて全体量を500mlとして使用して下さい。(水温は20-30℃までで熱湯では調液しないで下さい) 

*全量調液の場合は800ml程の水にD-1を1瓶攪拌しながら加え瓶の中をすすいだ少量の薬剤も混入させ上記と同様不足分の水を加えて全量を1リットルとします(濃縮現像液は1割程多めに入っています)。調液後1リットルでおおよそ4"x5"サイズが20枚程処理出来ます。 

新鮮な感材の標準現像処方は20℃/6分です。 現像開始後約20秒程で銀粒子が発達し始め黄褐色に露光された全ての粒子が処理されます。 

停止または水洗1
次の工程の漂白液を延命させる為と現像のアルカリ反応を速やかに停止させる為にもこの停止浴は1%氷酢酸水溶液で20秒程のご使用をお勧めします。もしこの氷酢酸水溶液浴が不可能なら流水(温水なら尚良い)浴を最低20℃で40秒以上実施して下さい。

氷酢酸水溶液は強烈な刺激臭のためワークショップなどでは代替薬品としてポッカレモン水溶液(炭酸が含まれていないタイプ)などを使うことをおすすめします。希釈は約2倍程度で舐めて酸っぱく感じる程度を目安にすると良いです。

漂白
BLE-1は1リットル用、BLE-5は大量処理用で5リットル用です。 

小分け使用の際は上記調液後の溶液100mlで、4x5"が10枚程処理出来ます。

 *調液後1リットル(全混合粉体 + 約900mlの水)で、4x5"サイズが100枚程処理出来ます。

 新品の漂白液では20℃/約2〜3分間で工程が完了しますが透明度が不十分な場合さらに3分程継続処理します。 現像ムラの救済法はありませんが、漂白中に寿命がつき完全に抜けなくなった時には 感材を乾燥した後でも新品の漂白液に浸せば、完全処理が可能です。

水洗2
約20℃の流水で最低2分以上水温が低い場合はさらに水洗時間を延長させる必要性が有ります。35度以下での温流水処理で水洗時間の多少の短縮が可能ですが場合に因っては市販のQW(フジフィルムの水洗促進剤)等の採用も有効かもしれません。

35℃以上での高温短時間水洗は乳剤剥離が生じる危険性が高く傷も付きやすくなりお勧めしかねます。 

漂白液が乳剤中に残留していると乾燥後の感材保存性能が著しく低下する原因となりますので乳剤面に手など触れぬよう水洗は十分に行ってください。 

乾燥
三通りの方法があります。

1.水洗2終了後、そのまま引き上げて極力直立させ清楚な環境下で自然乾燥させます。 乾燥中は乳剤面に触れぬようご注意下さい。完全乾燥までは簡単に傷やホコリ等が付着します。 

2.水洗2終了後、段階的エタノール浴を行います。清潔な水に50%のエタノールを混ぜてバットやトレイに用意し約2分間エタノール浴させてください。 次に100%のエタノールを用意し約1-2分間エタノール浴させてください。 最後にここから感材を引き上げ純粋アルコールスプレーで両面を洗浄して感材を垂直にして乾燥させます。この際も空気中のホコリ等の付着にご注意下さい。 

3.上記アルコール浴の替わりに市販の「表面張力抑制剤」(フジフィルムのドライウエル等)や KODAKの[ Photoflo ]などの使用も宜しいでしょう。どちらも界面活性剤で適時希釈して使用しますがこれらの処理後は乾燥までの時間が若干延伸します。Ultimate Test Kitでは上記のKODAK/ [ Photoflo ]をサービスで付属しております。

ヘアードライヤー等での乾燥時は感材までの距離に充分ご注意戴きゴミやホコリを付着させない事にもご留意下さい。

注意点
これらの現像剤や漂白剤は安全な成分で構成されていますが必要に応じ保護具を装着してください。特に暗室内の一連の作業ではその換気を十分に行ってください。また廃棄の際は有機系写真廃液として各地方自治体の定めに従い廃棄下さい。
トラブルシュート

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